DeNA・ジャクソン 来日初10勝 球団外国人投手で3人目の快挙 「アリガトウゴザイマス」
「ヤクルト2-10DeNA」(12日、神宮球場)
陽気な笑顔を弾ませ、DeNAのアンドレ・ジャクソン投手(29)は節目の白星を心から喜んだ。7回4安打無失点。来日2年目で初のシーズン10勝目をマークした。球団の外国人投手の2桁勝利は2017年のウィーランド、2023年のバウアーに並ぶ史上3人目の快挙となった。
「アリガトウゴザイマス。自分なりのピッチングができたと思います。とても楽しく投げることができた」。マウンドで主導権を握り、アーチ量産中の村上にも快音を許さなかった。三回には2死一塁から、長岡の中前に抜けようかという当たりを背面キャッチ。体を1回転させる華麗な動きで投ゴロにしのぐ神業も見せた。8月1日の巨人戦で2桁勝利に王手をかけてから1カ月以上も足踏みしたが、5センチほど上がっていたリリースアングルを修正。本来の投球が戻ってきた。
これで2位・巨人に1ゲーム差に肉薄した。「チーム一丸となって、2位のポジションが取れるように頑張ります」と力強く宣言した。





