2年ぶり野手登板のヤクルト・北村拓己「相手チームへのリスペクトもある」「内容は別にどうでもよくて」
「ヤクルト2-10DeNA」(12日、神宮球場)
巨人時代の23年以来、2年ぶりに野手としてマウンドに上がったヤクルト・北村拓己内野手は「八回表の守備が終わってから、監督に『行けるか?』という話で、『行けます』とすぐ返事をさせてもらって(ブルペンに肩を)作りにいきました」と登板までの経緯を説明した。
1回2安打1四球1失点という巨人時代以来の登板には「本当は(登板自体が)あってはいけないというか、そういうのもありますけど、僕にとってはなかなかできない経験だと思うので。もちろん、自分が投げたいというよりも、チームのために監督が『行ってくれ』と言うことだったので、僕の中では『行けません』というのはなかったです」と7連戦中のチームを思っての決断であったと語った。
最速138キロをマークするなどした投球内容については「内容というのは別にどうでもよくて。明日も試合ありますし、今回7連戦でマツダに移動してゲームというのもありますし。残り数が限られた試合の中でみんなでやっていくしかないので、そのために今日は1人休ませられたというか、次の試合、明日に全力で勝ちにいく、そんな感じですね。相手チームへのリスペクトも必ずあるので、とにかく明日勝つ、それだけです」と振り返っていた。





