日本ハム バット直撃の八木コーチ 経過観察で1週間程度入院

 日本ハムは10日、9日の試合で折れたバットが頭部を直撃した八木裕打撃コーチ(60)が経過観察のため、1週間程度入院すると発表した。

 球団によると、札幌市内の病院で精密検査を受けた結果、頭部裂傷の縫合を受け、頭蓋骨骨折はなく、脳内の一部出血と腫れが確認された。八木コーチは食事や会話もはっきりできる状態だが、引き続き経過観察のため入院する。チームへの復帰予定は、改めて発表するとした。11日から横尾俊建ファーム打撃コーチ(32)が1軍に合流する。

 アクシデントは9日のソフトバンク戦の八回に発生。ソフトバンク・近藤が二飛に倒れた際、根元から折れたバットが日本ハムベンチの前列に座っていた八木コーチの頭に直撃。同コーチは周囲に支えられながらベンチ裏へ入り、札幌市内の病院へ向かっていた。

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