ソフトバンク・モイネロ 初の3被弾 ワースト7失点KO 小久保監督「打った方がすごくない?こんな日もある」
「日本ハム7-4ソフトバンク」(9日、エスコンフィールド)
今季初めて3本の本塁打を浴び、ぼうぜんと立ち尽くした。ソフトバンク・モイネロは昨季に先発転向して以降、ワーストとなる7失点。試合前まで防御率1・08と抜群の安定感を誇っていた左腕は「こういう日もあると自分に言い聞かせ、次の試合に向かわなければいけない」と努めて前を向いた。
日本ハム戦の登板は今季8度目。相手の対策もあって直球を仕留められた。3-2の四回は山県に同点ソロを許し、五回には今川に初球を勝ち越しソロとされる。3-4の六回1死一塁で山県に2打席連発となる2ランを左翼席に運ばれた。
連覇へラストスパートに入りたかった直接対決で逆転負け。優勝へのマジックナンバーは「15」から減らせなかったが、小久保監督は「打った方がすごくない? こんな日もある」。焦る気持ちを抑え、残り18試合を戦う姿勢を強調した。





