中日・井上監督「ストレスがたまる」4度の先頭出塁の松葉に苦言
「中日3-6巨人」(7日、バンテリンドーム)
重たい空気がベンチを覆う。井上監督が「ストレスがたまる」と指弾したのは先頭打者の出塁を許す先発・松葉の投球。5回を投げて4度(四球1、ヒット3)、走者を出した。「もちろん先頭を抑えていこうと思っている。けれども出してしまうと、ベンチも守っている野手もストレスがたまる。そのへんでリズムに乗れない」
流れをつかめないから攻撃も単調になり、失策も引き起こす。七回は3番手の清水が先頭・岡本に中前打を浴びた。この時点で5度目の先頭出塁。続く岸田の三ゴロを福永が二塁へ悪送球。背番号7は「単なる僕のミスです」とうなだれた。
本拠地で2カード連続負け越しとなり、借金は11へ逆戻りした。9日からはビジター7連戦(ヤクルト3連戦=神宮、広島2連戦=マツダ、阪神2連戦=甲子園)。残り18試合。13年ぶりのCS進出へ正念場が続く。




