特大弾の松井秀喜氏「現役でもないぐらいの完璧な当たり。自分が1番ビックリ」現役さながら確信歩き&バット投げ「申し訳ないけどこの球場大好きで」
「KOBE CHIBEN8-0高校野球女子選抜」(31日、バンテリンドーム)
米大リーグのマリナーズなどで活躍し、米国野球殿堂入りしたイチロー氏(51)が率いるKOBE CHIBENが恒例の高校野球女子選抜と試合を行い、快勝した。先発したイチロー氏が9回無失点で完封。松井秀喜氏(51)が2年連続となる豪快な本塁打を放ち、球場を騒然とさせた。
松井秀氏と西武、レッドソックスなどでプレーした松坂大輔氏が昨年に続いて参加。今年から元西武、メッツの松井稼頭央氏が新たに加わった豪華メンバーでの試合だったがひときわ存在感をみせつけた“ゴジラ”。試合後、松井秀氏は「ドラゴンズファンの皆さんには申し訳ないですけど、この球場大好きで、よく打ったんですよ。蘇りました、久しぶりに。打席に入って」としてやったり。試合前のフリー打撃では1本も打てなかったが「野球ってそういうことが起きるんですよね。まったくそういう感じなかったんですけど、こういうことが野球はドラマがあって辞められない。現役時代でもないぐらい完璧な当たり。自分が1番ビックリしました」と、おどけてみせた。
この日は母校・星稜の吹奏楽部が来場し、松井の打席を応援。「30何年ぶりに母校の応援の中で打席に入った。それはやっぱり大きなエネルギーになった」と笑顔。「みんなありがとう、久しぶりに黄色をみて、エネルギーをもらいました」と感謝。「宿題終わりましたか?33年前のキャプテンは今頃友達のをうつしてました。マネしないようにね」と呼びかけていた。





