巨人・田中将 200勝お預け「本当に悔しい結果」前回登板リーチから一発達成ならず 拙守に足引っ張られ

 2回裏に4失点し肩を落としてベンチへ引き揚げる田中将(撮影・立川洋一郎)
 1回、登板を前に、プレートに手を置く田中将大
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 「広島8-3巨人」(28日、マツダスタジアム)

 大記録への期待が、ため息へと変わる。日米通算200勝を懸けたマウンドに臨んだ巨人・田中将。だが、立ち上がりから広島打線の猛威にさらされる。初回から制球が定まらず、先頭・中村奨を中前打で出塁させると、2死一、二塁となって、末包に左翼線の適時二塁打を浴びて先制点を献上した。

 「本当に悔しい結果に終わった。相手のバランスを崩し切れなかったというところは、大きな要因かなと思う」と田中将。打線は二回1死一塁、岸田の6号2ランで逆転に成功。ただ、この日の田中将はマウンド上で修正することができない。

 1点リードとなった二回も、先頭・坂倉への死球から1死満塁とし、中村奨は遊ゴロに取るも、遊撃・泉口の失策で同点。続くファビアンの初球に暴投で勝ち越され、ファビアンの左前2点適時打で、この回計4失点と逆転を許した。

 厳しい表情を浮かべる田中将に杉内投手コーチが声をかけ、直後の三回に回ってきた打席で代打を送られて降板。2回6安打5失点でKOとなり、今季2敗目を喫した。

 「自分の細かな(状態の)ところはあるが、完璧じゃないと抑えられないのかっていうのは問題だと思う。相手が食らいついてきたところで、バランスを崩し切れなかった」と田中将。自らの記録持ち越しに加え、大事な一戦でチームの勝利に貢献できず、表情からは悔しさがにじんでいた。

 「丁寧にいこうとしたのは分かったが、それでつかまっちゃたし」と阿部監督。4連敗で借金2。チームの状況も正念場を迎えた。杉内コーチは田中将の登板間隔を空けるのかの問いに「はい、そうします」とし、登録抹消も決定。記録達成へ出直しを図ることになった。

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