名女優の立ち振る舞いに野球ファン感動 DeNA-阪神戦で始球式→マウンドを手でならす かつて横田慎太郎さんの母役も

 「DeNA1-2阪神」(27日、横浜スタジアム)

 女優・石田ひかりが始球式を行った。投球はワンバウンドしたが、マウンドでの立ち振る舞いに反響の声があがった。

 ポニーテールを揺らし、背番号14のユニホームにブルーのロングパンツ姿でさわやかに登場。マウンドに立つと一礼し、投球後はスタンドの全方向に向かって頭を下げた。

 さらにベンチへ戻ろうとすると、ハッと気づいて再びマウンドへ。すると素手で自らが投げた足跡を手でならしはじめた。この行動に両軍ファンから歓声が上がり、ネットでは「好きすぎる」「投げ終わった後にプレートの土を払って、マウンドをならしたのすっごく好感度高!」と称賛コメントが相次いだ。

 石田は阪神にも縁があり、脳腫瘍のため23年に28歳の若さで急逝した元阪神・横田慎太郎さんの自伝的エッセーをドラマ化した「奇跡のバックホーム」で母・まなみさん役を務めていた。

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