ソフトB・上沢が雄たけび9勝目「今季で1番調子が良かった」最多12K快投で日本復帰初年で4年ぶり2桁勝利にあと1 有原、モイネロ、大関と球団20年ぶり10勝カルテット王手
「ソフトバンク5-4西武」(20日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが3連勝。7回2失点の快投をみせた上沢直之投手が日本ハム時代の2021年以来4年ぶりの2桁勝利に王手をかける9勝目をマークした。
上沢は初回に3者連続三振を奪う抜群の立ち上がりをみせると、1-0で迎えた四回にネビンに逆転2ランを浴びたが、その後は修正。七回には1死満塁のピンチを招いたが、連続三振で切り抜けて雄たけびをあげた。7回2失点今季最多の12奪三振の内容だった。七回に味方が勝ち越し、勝利投手の権利を得て降板した。試合後は「調子は今シーズンの中で1番良かったと思います」と振り返った。
ソフトバンクはすでに有原、モイネロ、大関が10勝に到達しており、球団では05年の杉内俊哉(18勝)、斉藤和巳(16勝)、和田毅(12勝)、新垣渚(10勝)以来の10勝カルテット完成にも王手がかかった。


