左手ハンディの県岐阜商・横山 攻守で王者撃破に貢献「すごく気持ちが上がってます」甲子園のファンから大歓声浴びる

 「全国高校野球選手権・準々決勝、県岐阜商8-7横浜」(19日、甲子園球場)

 県岐阜商が十一回にサヨナラ勝ち。センバツ王者・横浜との激闘を制し、16年ぶりの4強を決めた。

 左手にハンディを持つ県岐阜商の横山も4試合連続でスタメン出場し、攻守で勝利に貢献した。初回は奥村頼の右直を背走しながら好捕し、先制点を阻止。四回には織田の投じた146キロを逆方向へはじき返し、甲子園で全4試合連続の安打を放った。この後、渡辺璃の適時打で2点目を奪った。

 生まれつき左手の指を欠損するハンディを持つ横山だが、これで甲子園で全試合安打。アナウンスがあるたびに甲子園のファンから歓声がわき起こっており、注目を集めている。

 横山は「絶対王者の横浜を倒して、すごく気持ちが上がってます。実感がないというか、すごくワクワクして、でも気持ちいいです」と笑顔。初回の好守については「先制点は相手に流れを与えてしまう。ここで捕らないと、すごい試合になると思っていた。そこでギリギリ捕れて良かった」と振り返った。

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