巨人 マルティネスが通算200セーブ達成 阪神に逆転勝ち 坂本、中山が代打弾
「巨人6-5阪神」(15日、東京ドーム)
巨人が終盤に逆転し、首位・阪神との直接対決の初戦を制して貯金1とした。
序盤は劣勢を強いられた。先発・山崎は立ち上がりから走者を背負いながらの投球も、二回1死一、三塁の危機で後続を抑えるなど粘りの投球。だが、四回に先頭・佐藤輝に四球を与えると、続く大山に左翼への先制2ランを被弾。その後、2死二、三塁となって近本に左前へ運ばれる2点適時打を許すなど、4回4失点で今季最短KOとなった。
だが、阪神先発・伊藤将の前に五回まで1安打に封じられていた打線は、六回に2死一、二塁の好機をつくると、代打・坂本が伊藤将の内角カットボールを捉えて左翼席へ運ぶ約1カ月ぶりの3号3ラン。16年9月8日・阪神戦(甲子園)で藤川球児(現阪神監督)から放った逆転3ラン以来、自身2本目の代打本塁打となった。
さらに、再び2点差に離された七回には、無死一塁から代打・中山が阪神3番手・ハートウィグから右翼への3号2ランを放ち、巨人が2本の代打弾で同点とした。
続く八回には丸、坂本の連打から1死二、三塁の場面をつくり、4番・キャベッジの中犠飛で勝ち越しに成功した。
九回はマルティネスが無失点に抑えて、通算200セーブ目をマークした。





