関東第一・坂本も完投133球 ライバルの京都国際・西村に刺激「絶対、対戦したい。まずは目の前の相手だけを意識したい」
「全国高校野球選手権・2回戦、関東第一6-1中越」(13日、甲子園球場)
最後の打者を併殺打に打ち取ると、思い切りガッツポーズを決めた。関東第一(東東京)の坂本が完投勝利。9回133球を投げ、6安打1失点の好投で初戦突破に導き「終盤にかけて修正できたのは良い部分。自分のピッチングができた」とうなずいた。
初回は先頭打者に右翼線二塁打を浴びるなど先制点を献上したが、味方の援護に助けられ、リズムに乗った。七回はこの日初の三者凡退としグラブをポンとたたくと、カーブと直球を中心にテンポよく打ち取った。
第1試合では、かつて互いのグラブを交換し合ったほどの仲である京都国際・西村が好投。ライバルでもある左腕に刺激を受け「自分も応えないとなと思った」と力を借りた。互いに勝ち進めば準々決勝以降で対戦の可能性がある。「絶対、対戦したい。まずは目の前の相手だけを意識したい」と闘志を燃やした。





