DeNA 筒香がNPBで初の代打3ラン 「待ってたぞ」の声に感謝 今季は2度2軍降格も「ベイスターズの力はこんなもんじゃない」
「ヤクルト2-10DeNA」(13日、神宮球場)
DeNAが今季3度目の1試合4本塁打を放つなど、12安打10得点で連敗を4でストップ。苦しんだ真夏の9連戦を勝利で締めくくった。
勝利の立役者となったのは、NPBで代打初本塁打を放った筒香だ。今季はここまで2度の2軍再調整など苦しんできたが、1点リードの六回、無死一、二塁が連続三振で2死一、二塁となった場面で登場し、チェンジアップを振り抜いた。打球は右翼ポール際へと吸い込まれる7号3ランとなって、試合の主導権を完全に握った。
試合後、連敗ストップのヒーローインタビューに向かった筒香。スタンドからは「待ってたぞ」の声が飛び交った。筒香は「これだけのファンの方が、どんな状況でも応援してくださる」と改めて感謝。「非常にプレーヤーとしてはありがたいですし、もっともっと貢献しようという気持ちが湧くような声援をほんとに毎日毎日感謝しています」と続けた。
9連戦全てが屋外球場という試練で4連敗を喫するなど苦しんだが、最後に負の連鎖を断ち切った。筒香は「なかなかうまくかみ合わない試合が続いてましたけど、ベイスターズの力っていうのはこんなもんじゃないと思います。もっともっといいパフォーマンスが選手はできる」と断言し、次戦を見据えた。



