広陵の辞退を受け広島県高野連が謝罪「関係する全ての皆様に深くおわび」同校へ新たな措置も「硬式野球部の再生に向け」

 広陵(広島)が甲子園の出場辞退を発表したことを受け、広島県高野連は謝罪のコメントを発表した。

 同高野連は折田裕之会長の名前で「広島県代表校が出場辞退に至ったことに対して、まずは関係するすべての皆様に深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪した。その上で「広陵高校が発表している事案について、すでに当該校から報告を受けておりますが、再調査と報告を求めるとともに、警察、第三者委員会に全面的に協力すること、新たな事実が判明した場合はただちに報告を行うよう指示しました」と記した。

 さらに「これまでの問題点を整理し、学生野球憲章に謳われている『学生野球は教育の一環である』という原点に立ち返り、揺るぎない信念をもって硬式野球部の再生に向け、抜本的な変革を学校全体で組織的に取り組んでいくよう指導しました。今後も定期的に経過報告を求めて参ります」と広陵に対する措置も表明。また同校に限らず「今回の一連の事案をきっかけに、改めて暴力を一切認めない姿勢を全加盟校に強く求めていきたいと考えています。また、これまでも学校が不祥事事件が発生した場合は速やかに報告すること、関係者に対して事実確認を丁寧に行うこと、関係性とのケアを行うことを指導して参りましたが、改めて、不祥事事件の未然防止、発生時の対応について加盟校に研修等を行って参ります」とした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス