巨人・阿部慎之助監督「面白いなと思って」ボール球振っても2発4打点のキャベッジに「少しずつ学習してほしい」同点弾のリチャードは「使いたくなる」
「巨人5-2ヤクルト」(5日、東京ドーム)
逆転で連勝を2に伸ばした巨人・阿部慎之助監督はトレイ・キャベッジ外野手について「2本打ったから素晴らしいけど、面白いなと思って」と振り返った。
今季2度目の1試合2発で5打点の大暴れを見せた助っ人。だが指揮官は「自分の頭より高い球を振ったりね。面白いなと」と苦笑いを浮かべた。その上で「リチャードもそうですけど、ストライクを打つ。一番難しいかと思うけど。(本人のストライクゾーンが)畳一畳分くらいあるんじゃないかなと。それは冗談だけど、見極められたらこっちが有利になる。少しずつでいいので学習してもらいたいなと思いますね」と期待を寄せた。リチャードに関しても「あれがあるから、あの数字(打率)でも使いたくなっちゃう」と明かす。
九回は2戦連続で救援失敗していたマルティネスが3人で抑えた。「ライデルも結果的に3人で終わってね。浮かない表情してたけど、セーブはセーブだから。これから話をしようかなと思いますけど」と指揮官。「明日につながるように一戦、一戦、切り替えていきたい」と前を向いた。





