智弁和歌山・山田希翔 変わらない「高校野球の魅力」宣誓文に思い込めた 夕方に開会式リハーサル
第107回全国高校野球選手権大会は5日に甲子園球場で開幕し、18日間(3日間の休養日を含む)の戦いがスタートする。4日は開会式リハーサルが行われ、代表49校が北から南の順に入場行進した。開会式は暑さ対策のため史上初めて午後4時から行われるため、リハーサルも同時刻に実施した。選手宣誓する智弁和歌山の主将・山田希翔内野手(3年)が、午前中に完成したばかりの宣誓文で予行練習した。
太陽が西に傾き始め、柔らかい日差しが聖地を包む頃-。影が落ちる右翼側の通路から49代表の選手たちが堂々と行進を始めた。今大会は史上初めて夕方に開会式が行われ、1日目は開会式後の午後5時30分から創成館-小松大谷の1試合のみ実施する。前年王者として優勝旗を返還する京都国際の主将・倉橋翔外野手(3年)は「暑さがだいぶなくなったので気持ちも保てますし、行進などもしやすかった」と効果を明かした。環境の変化などに合わせて改革が進む高校野球。智弁和歌山の山田希は選手宣誓に思いを込めた。
「(朝夕2部制で)午前に試合があって、時間が空いて夕方から試合とか、いろんなことが変わってきているんですが、『高校野球の魅力』は変わらないと伝えたくて」
来年からはDH制の導入が決まり、7回制やリプレー検証の可否なども検討されている。「3年間に全てを懸けて、全力でやっている姿が魅力」と山田希。時代に合わせて変化しつつ、変わらず懸命に白球を追う球児の夏が、きょう幕を開ける。




