夏の甲子園最多出場の伝統校がユニホームを変えた!北海が酷暑対策 平川監督「一番戦いやすい環境を作る」
第107回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が31日、甲子園球場で行われ、夏は2年ぶりに出場する北海が聖地の感触を確かめた。
夏は全国最多の41度目の出場を誇る伝統の名門校が、ユニホームを変える。これまで黒系統だった帽子、アンダーシャツ、スパイクを白色に変更。平川敦監督は「暑いのでどれぐらい効果があるか分からないんですけど、やっぱり違う。一番戦いやすい環境をつくるので、帽子やシャツを変えて、という形にした」と酷暑対策による変更だと説明した。
監督自ら希望した変更で、同ユニホームは今夏限定だという。夏限定とはいえ、伝統を変えることになったが「優先順位を何で考えるかで。一番良い環境で試合に臨みたいということがあったので、これで(伝統を)変えるわけでもないですし、熱中症対策というのもある」と変更に踏み切るのに、ためらいはなかった。
真っ白な新ユニホームで早速、猛暑の甲子園を経験。指揮官は「きょう初めてだったんですけど、見た感じもすごく涼しい感じ。やっぱり気持ちだけでも変われば、パフォーマンス、結果も変わるかなと思ったので」と感想を語った。




