ヤクルト 元阪神・青柳晃洋と基本合意 最下位巻き返しへ投手陣立て直し急務
ヤクルトと米大リーグ、フィリーズ傘下2Aレディングから自由契約になった元阪神・青柳晃洋投手(31)の入団交渉が基本合意に達したことが27日、分かった。近日中に正式発表される。
青柳は阪神からポスティングシステムで大リーグ入りを目指し1月にフィリーズとマイナー契約。招待選手としてメジャーキャンプに参加したがオープン戦でも好結果を残せず、マイナーで開幕を迎えた。今季ここまでメジャーでの登板はなく、3Aと2Aで計23試合に登板し1勝3敗、防御率7.22と振るわなかった。
NPBでの実績は十分だ。通算61勝をマークし、21、22年には2年連続で最多勝、最高勝率を獲得。22年は最優秀防御を含めた投手3冠に輝いた。
ヤクルトはセ・リーグ最下位に沈み、投手陣の立て直しが急務となっている。後半戦巻き返しへのピースとして経験豊富な右腕に寄せる期待は大きい。青柳にとっても心機一転の日本球界復帰となる。





