「マイナビオールスターゲーム２０２５・第１戦、全パ－全セ」（２３日、京セラドーム大阪）

　ＤｅＮＡの佐野恵太外野手が、自虐たっぷりに後輩とのエピソードを明かした。

　楽天のドラフト１位・宗山（明大）、西武のドラフト２位・渡部聖（大商大）は広島・広陵の後輩にあたり、ルーキーイヤーでオールスター出場の切符をつかんだ新人コンビから練習時間にあいさつを受けた。

　佐野は「『佐野さんはどんな先輩として名が通っているんですか』って（聞かれて）いうから照れくさかったんですけど、（２人が）『偉大な先輩です』って言ってくれた」と笑みを浮かべ、「ああやって新人王争いを２人でしているっていうことはすごいことだと思うので、もう十分頑張っていますし、ケガだけないように」とエールを送った。

　また宗山とは広陵、明大と高校、大学が同じという縁もある佐野。「宗山が『来年から明治大学に進学します』って言ってきてくれたときに、『明治で頑張ったらプロ行けるじゃん』って先輩面して言っていた自分をひっぱたいてやりたいですね（笑い）。あんな５球団競合ドラ１になるなんて」と自虐たっぷりに過去のエピソードも明かした。