DeNA・萩原本部長 藤浪は「基本は長く投げていただきたい」状況に応じた起用を検討
マリナーズ傘下3Aタコマを自由契約となり、DeNA入りが決まった元阪神・藤浪晋太郎投手(31)が18日、神奈川・横浜市内の球団事務所で行われた入団会見に出席した。藤浪は、最も対戦したい打者に阪神時代のチームメート、佐藤輝明内野手(26)を挙げ、真っ向勝負を宣言。甲子園での登板にも思いを巡らせ「ブーイングだけされなければいいな」と虎党に呼びかけた。
会見に同席した萩原龍大チーム統括本部長は、藤浪の獲得経緯について説明。今春から助っ人を含めた投手陣の補強に動いていたが「外国人に限らず、今のポジションで活躍してもらえる選手を考えていた。そして、その中で、藤浪選手が自由契約になったということで、我々の中で、ずっとリストには入っていたので獲得にいこうと意思決定した」と明かした。
現在、先発陣は東、ケイ、ジャクソンの3本柱は盤石だが、バウアーが勝ちきれない状態であるのに加え、5番手以降が固まっていない。救援陣は入江、ウィックと勝ちパターンを担った投手陣が相次いで故障離脱中だ。同本部長は「基本は長く投げていただきたいと思いますけど、状況に応じていろいろなポジションをこなせると思っています」と話した。





