二松学舎大付が16強 強さの秘密は暑さ対策、練習後にプールで水浴び 市原監督「みんな元気になります」

 「高校野球東東京大会・4回戦、二松学舎大付6-2大森学園」(17日、ジャイアンツタウンスタジアム)

 ノーシードから駆け上がる二松学舎大付は、粘る大森学園を振り切った。低めのボールには徹底して手を出さず、先発・甲斐虎茉輝(とまき)投手(3年)も8回1/3を8安打2失点と力投。センバツに続いて夏の切符獲得へ、ベスト16を一丸で決めた。

 強さの秘密には、伝統になりつつある“クール”な時間がある。年々酷暑を極める暑さ対策の一環で、大きなプールを用意。練習後には全員が水浴びをして一気にクールダウンするという。市原勝人監督(60)は「ここ何年かは入っていますよ。そうすると、みんな元気になります」と笑う。

 疲労回復の促進だけではない。「きついけど、ここを頑張ればプールに入れる。水を掛け合ったりして楽しくできています」とは甲斐。チームワーク抜群の二松学舎大付が、格好良く夏の頂点をつかみにいく。

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