元阪神、雪谷・伊達監督 21年春就任後初の4回戦進出 5回10安打11得点コールド勝ち「ベンチもスタンドも一体となっている」

 「高校野球東東京大会・3回戦、雪谷11-0八丈」(16日、ジャイアンツタウンスタジアム)

 選手らの頼もしさに、雪谷・伊達昌司監督(49)は目尻を下げた。大雨の影響で試合開始が40分遅れる中、「生徒はいい雰囲気で準備できてたかな」と5回10安打11得点でコールド勝ち。21年春に監督就任後初の4回戦進出を投打でつかんだ。

 猛打の中で、エース・亀田の1点も許さない粘投も光った。八丈打線を3安打に封じ込め、ホームは許さない。1年時から「いい顔して投げて」と声をかけ続けたといい、弱気な部分を封印した成長の集大成となる今夏に安定感を示している。

一体の雰囲気

 元阪神投手で、現在は都立高校で新たな風を吹かせている。平日にもかかわらず、この日もスタンドから大声援がナインらを鼓舞した。「ベンチもスタンドも一体となっている雰囲気がある。まだまだ。これからも勝っていけたら」とは伊達監督。ここから未知の戦いが始まっていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス