ヤクルト・成田オーナー 今年1年契約の高津監督について言及 評価は「厳しい」「中長期的な視点で考えていく必要がある」
最下位に低迷するヤクルト・成田裕オーナー(73)が14日、都内でのオーナー会議に出席後、高津臣吾監督(56)について言及した。2年連続5位と低迷した昨年が2年契約の最終年で、同年9月に1年間の契約延長で続投が発表されていた。
同オーナーは高津監督の評価について「やっぱり厳しいでしょう。ご本人がそこは一番いろいろ考えているところでしょうから。いい時もあれば悪い時もあるので。しょうがない。勝負事なので」と明言。来季以降については「それは毎年、期待してますので」と多くは語らず「中長期的な視点で見据えながら考えていく必要があるだろうなと」と球団のビジョンを説明した。
既に球団では高津監督の今シーズン途中の交代を否定しており成田オーナーも「今年は1年そういう形でいくんじゃないかなと思います」との方針を示した。
今シーズンのヤクルトは村上ら主力野手の故障者が続出した影響もあり低迷が続いた。チーム防御率3・55と同打率・222はリーグワーストの数字だ。13日・阪神戦(甲子園)で敗れ両リーグ最速で50敗目を喫した。今季は79試合で24勝50敗5分の借金26で、泥沼の最下位にあえいでいる。




