貯金17の新庄監督「21いきたいですね」前半戦の目標明かす「アイラブ清宮君じゃないですよ(笑)」
「日本ハム4-0オリックス」(13日、エスコンフィールド)
日本ハムが2連勝で3カード連続の勝ち越し。貯金を今季最多の17に伸ばした。
今季初登板の先発・福島は5回4安打無失点で初勝利。毎回走者を背負いながら、粘り強く要所を締めた。2番手に上原を送るなど、継投策でオリックス打線の反撃を許さなかった。
新庄監督は完封リレーに「いいですね」と言った後、タメを作って「すごくいい」と満足げ。先発陣に厚みが増したが、「もう2人くらいほしいね(笑)。あとはピッチングコーチが一番悩むんじゃないですか」とうなずいた。
打線は田宮の適時打で先制し、四回は清宮幸、レイエスが2者連続アーチ。新庄監督は「(清宮の一発は)屋根が空いてたし、ちょっとボールが落ち気味にいってたので入るかなと思ったけど入れてくれましたね」と語り、レイエスの一発は「モーレも『手を離さなかっただろ』って言ってきたので、『前の打席は手を離して三振しとるわ』と思ったけど、パーフェクトと言っておきました」と笑った。
今カードは初戦を落としたが、2連勝。7月最初のカードでソフトバンクに3連敗を喫したが、その後は7勝1敗と勢いを盛り返した。
新庄監督は「勝ち越しさせない。勝ち越させませーん(笑)。特に今のエスコンではね」と笑わせつつ、貯金17については、「21いきたいですね。オールスターまでに」と目標を口にした。
「21」は完投の目標数と同じで、清宮幸の背番号。ただ、指揮官は「アイラブユー清宮君じゃないですよ(笑)。それはないない」と笑い、「何か21なんですよね。切れ目好きじゃないんですよ」と理由を明かした。
前半戦「21」を達成するには残り6試合で5勝1敗。ハードルは高いが、今なら十分可能に思わせる勢いだ。




