鉄壁モイネロが誤算 ソフトバンク3位転落 2カ月ぶり2失点以上「思い通りの投球ができなかった」
「楽天3-0ソフトバンク」(11日、楽天モバイルパーク)
序盤から流れをつかめず、5月27日以来の2連敗を喫した。ソフトバンク勝ち頭のリバン・モイネロ投手(29)は本調子から遠く、五回までに3四球を与えて3失点。左腕の2失点以上は5月20日の日本ハム戦(7回2失点)以来約2カ月ぶりだった。
小久保監督は「年間を通して今日のような投球はある。中6、7日を守っているのはあいつだけ」とかばったが、今季リーグ内で唯一負け越している楽天との3連戦初戦で、土をつけられた。
0-0の二回は先頭ボイトを歩かせたのを皮切りに、適時打とスクイズで2点を先行された。「思い通りの投球ができなかった。何とか修正しなければと思ったが、うまくいかなかった」と言い、五回も1点を失って今季最短タイで降板した。
打線は直近3試合で計1得点と精彩を欠いている。今季初となる2試合連続の零敗には野手のミスも響いた。0-2の三回1死二塁で決して俊足とはいえない石塚が、広瀬隆の定位置付近への中飛で三塁を狙ってアウトに。監督は「打てない時にボーンヘッドがあると勝てない」と嘆いた。





