巨人・田中将 尻上がり6回3失点 課題のスプリットに手応え「改善傾向はあった」

 「イースタン、西武3-10巨人」(9日、カーミニークフィールド)

 巨人・田中将大投手(36)が9日、イースタン・西武戦(カーミニーク)に先発し、6回5安打3失点だった。「立ち上がりの難しいところだが、抑えなければいけなかった」と、初回1死三塁から仲三河に右前適時打を打たれて先制点を献上。続く村田に左翼ポール際への2ランを浴びた。

 それでも二回以降は立ち直り、西武打線を2安打に抑える投球。課題としてきたスプリットに関しても「改善傾向はあった。思うような球じゃない時も相手のバランスを崩したりはしていた」と手応えを感じていた。

 5月2日に2軍降格後、8度目となる登板。桑田2軍監督は「マー君に言っているのは大胆さと丁寧さ。(本塁打は)丁寧に投げなきゃいけないカウントで失投してしまった。これからは洞察力。それができればアウトは取れる」と評した。田中将も次回に向け「引き続き修正に取り組んでいきたい」と話していた。

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