楽天・中島 65年ぶりミスターに並んだ!4戦連続三塁打「すごく光栄」
「西武0-2楽天」(9日、ベルーナドーム)
ナカシマがナガシマに並んだ-。2年目の楽天・中島が4試合連続三塁打を放ち、1960年に長嶋茂雄(巨人)がマークしたプロ野球記録に並んだ。
「(三塁まで)行きたいなという思いはあった。感触は良かったので、抜けたかなと思って頑張って走った」。六回1死で迎えた第3打席で左中間に打球を運び、俊足を生かして一気に三塁まで到達した。
8日・西武戦の九回に3試合連続の三塁打を記録し、パ・リーグ記録に並んだ。「(三塁打が)続いていたのは知っていたので、何試合が記録なんだろうなくらいの感覚。(試合前に)言われて勝手にドキドキしていた」と苦笑いした。
長嶋さんは“ミスタープロ野球”として国民栄誉賞にも輝いた大打者。89歳で他界し、盛大な追悼行事が執り行われたこともあり、改めて偉大さをかみしめたという。
「誰もが知っている本当のスーパースター。三塁打の記録だけだけど、すごく光栄」
チームも連勝で5カードぶりの勝ち越しを果たした。次の試合で三塁打を放てば、ミスター超えだ。「とりあえず打ったら一生懸命走ります」。1字違いのホープが大記録に立ち向かう。
◆中島 大輔(なかしま・だいすけ)2001年6月4日生まれ、24歳。和歌山県出身。180センチ、78キロ。右投げ左打ち。外野手。龍谷大平安高、青学大を経て、23年度ドラフトで楽天から6位指名。昨季は1軍出場37試合、打率・228、10打点、1本塁打。




