巨人・阿部監督「しようがないね」 九回に大勢で逃げ切り失敗 「野球っていうのはピッチャーが抑えたらバッターが打てないとか、いろんなことがある」
「巨人2-3広島」(6日、東京ドーム)
痛い逆転負けを喫した巨人・阿部監督は「もうね、しようがないね」と話した。1点リードで迎えた九回のマウンドには、この日も大勢を送った。しかし2安打と死球で1死満塁のピンチを招くと、菊池に中前2点打で2-3と逆転された。
本来の守護神・マルティネスはベンチ入りしていたが「きょうも大事を取って」と登板予定はなかったと明かした。
巨人は守護神のマルティネスが3日の阪神戦で同点の九回に登板し、今季32試合目で初失点してサヨナラ負け。自身初黒星を喫した。この試合でマルティネスは足に打球を受けていた。翌4日の広島戦は1-0の九回に大勢が登板していた。
この日は八回2死満塁で増田陸が三塁へタイムリー内野安打。一塁ヘッドスライディングでセーフをもぎ取るなど、競り合いの中で攻撃陣も必死のプレーを見せた。
阿部監督は「野球っていうのはピッチャーが抑えたらバッターが打てないとか、何かいろんなことがある。いい形もできて、みんな必死に食らいついてタイムリーも出だしている。また来週につながると思う」と話し、最後は「これくらいしかないよ」と言って会見を締めた。





