ロッテ・山本 プロ初2打席連発 育成出身の5年目の4番打者「20本打ちたい」→30発に上方修正
「オリックス2-8ロッテ」(5日、ほっともっとフィールド神戸)
4番打者が勝利を呼び込んだ。ロッテ・山本大斗外野手(22)が自身初の2打席連続本塁打で3打点。交流戦後は4日までの6試合で25打数1安打、打率・040だったが、打順を変えないベンチの起用に応え「結果がちょっと出て良かった」と控えめに喜んだ。
1本目は初回2死二塁から、田嶋の変化球を完璧に捉えて左翼席へ2ラン。先頭打者だった四回は「謙虚にセンター前を打とうと思った」というが、変化球をうまく左中間席へ運ぶ10号ソロ。1試合2本塁打は6月15日・ヤクルト戦(ゾゾ)以来2度目となった。
育成出身の5年目。昨季までは通算9試合で0本塁打だった。頭角を現した今季は交流戦から4番に定着。「20本打ちたい」と話していたが、シーズン半ばでその半分に到達し、目標を30本に上方修正。22歳の長距離打者は「ちっちゃいところは目指してない」と鼻息を荒くした。





