西武・武内 凱旋19イニング0封 モイネロに投げ勝つ7回8K「全体的にコントロールできた」
「ソフトバンク0-1西武」(4日、みずほペイペイドーム)
地元福岡で昨季の新人王が力投した。武内は好投手モイネロと投げ合い、7回を4安打無失点、8奪三振でチームの連敗を3で止めた。自身も19イニング無失点で3連勝とし「全体的に(球を)コントロールできた」とうなずいた。
四回2死まで完璧に封じた。中村に初安打を浴びても、続く山川を空振り三振。得点圏に初めて走者を背負った六回1死一、二塁は上位打線を退けた。
今年1月の自主練習中に左肘靱帯(じんたい)を痛めて開幕から出遅れ、5月14日に今季初登板。この日と同じ敵地でソフトバンク打線に立ち向かい、初白星を挙げた。その後は精彩を欠いたが、ようやくエンジンがかかってきた。「一戦一戦勝つだけ。その1勝を真剣に勝っていきたい」と力強く語った。