東洋大姫路・木下 エースの誓い 右肘靱帯損傷の阪下の分まで「心配させないようなピッチングで圧倒したい」

 第107回全国高校野球選手権兵庫大会の開会式が29日、姫路市のウインク球場で行われた。今春近畿王者の東洋大姫路は最速147キロ右腕・木下鷹太投手(3年)が背番号「1」をもらい、エースとして躍動することを誓った。

 昨秋からエースを担った右腕・阪下漣投手(3年)は今春センバツで右肘靱帯(じんたい)を損傷して離脱。現状で今大会のメンバーに入っておらず、開会式にも参加しなかった。高砂-西宮今津の勝者と戦う11日の初戦まで、メンバー変更は可能。復帰に向けて調整を進めている。

 「(阪下を)心配させないようなピッチングで圧倒したい」と木下。今春近畿大会初戦では大阪桐蔭を8回2失点に抑えるなど実力は証明済み。「春季大会を終えてから成長できた。(背番号1は)重みを感じるけど緊張せずにエースとして投げていきたい」と力を込めた。

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