「オリ姫」の声援に応えた 西川4安打4打点!頓宮弾含む10点猛爆でオリックス球団通算5000勝

 笑顔で写真に納まる(左から)西川、九里、頓宮(撮影・山口登)
 5回、2ランを放って生還し、杉本(99)とポーズを決める頓宮
 楽天に勝利しナインとタッチを交わす九里(中央)(撮影・山口登)
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 「オリックス10-2楽天」(27日、京セラドーム大阪)

 「男前」とはまさにこのことか。リーグ戦が再開したこの日、毎年恒例の女性向けイベント「オリ姫デー」が開催された。今年のコンセプトは「メガネ男子」。投票で選ばれたオリックス・西川龍馬外野手(30)ら10選手がモデル選出されたが、その西川が4安打4打点と大暴れし、「姫」たちの黄色い声援に応えた。

 「たまたまです。僕のことより(九里)亜蓮さんが完封できなかったので、次はしっかりゼロに抑えてもらって(笑)亜蓮さんの試合はいつも長いので、もうちょっとテンポ良く投げてもらったらうれしい」。お立ち台で隣の九里をイジり倒した西川だったが、これで交流戦から10試合連続安打と打棒は止まらない。まさに、おメガネに…かなっている。

 「メガネ男子」の一員になったことには「僕もいい年なんで、もうちょっと若い子に…。目はいいのでサングラスをかけるくらい」と苦笑しつつ、再開初戦の白星発進には「入りとしては最高の形でスタートを切れたので、後はオールスターまで何とか(調子が)継続できるよう頑張りたい」と上機嫌だった。

 投げては同じ広島から移籍してきた九里が、今季初完封を逃すも九回途中2失点で6勝目をマーク。右腕は「最終回もいかせてもらったのに失点してしまって最悪。次はゼロでいけるように頑張りたい」と反省したが、十分だろう。

 この日の勝利で2リーグ制となった1950年以降、史上5球団目となる通算5000勝を達成。貯金も最多の9となった。岸田監督は「(交流戦から)いい流れでやれている。初戦を取れたのは大きい。このまま勢いに乗ってやっていきたい」と手応えを口にしたが、その通りになりそうな感じだ。

 ◆オリックス、パ・リーグ通算5000勝 27日の楽天戦(京セラ)に勝ち、1950年の2リーグ分立以後、阪急時代の50年3月13日の西鉄戦(藤井寺)で初勝利を挙げてからパ・リーグ通算5000勝を達成。5000勝は巨人、ソフトバンク、西武、中日に次いで5球団目となる。

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