DeNA浮上の鍵は打線? 交流戦は12球団ワーストの・205 牧&筒香が決意語る

 「DeNA9-10ロッテ」(22日、横浜スタジアム)

 DeNAが12安打9得点をたたき出すも、乱打戦には競り負け。交流戦を7勝11敗と大きく負け越して終えた。

 敗因の一つには、影を潜めた強力打線の低空飛行がある。交流戦期間のチーム打率は12球団ワーストの・205と低迷。1勝5敗と苦しんだパ・リーグ本拠地で開催される1週間は2度の完封負けと得点できず。また17日の西武戦では2安打、20日のロッテ戦では1安打と苦しんだ。

 この状況を中軸を打つ牧は「投手に本当に助けられてばかりだった。やっぱ初対戦のピッチャーが多いんで、その分なかなかヒットが出なかったですし、フォアボールだったりっていうのが、チームとしてなかなかできなかった」と振り返った。また筒香も「このベイスターズの選手の能力から考えれば、打線はかなり苦しんだのかなと思います」と言う。

 リーグ戦再開まで与えられた準備期間は4日間だ。三浦監督は「全体的にですね。投手も野手も課題はありますから」とし、「打線は全体的に調子をもっともっと上げていかないといけない」と話した。

 牧は「最後いい形が作れた。野手もいい準備をしていきたい」と意気込み、「ファームに落ちる前よりはいいですけど、まだまだ微調整が必要」とは筒香。「4日間でやれることは全てやろうと思ってます」と前を向いた。

 リーグ戦は、27日の巨人3連戦から始まる。

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