交流戦受難のセ 全球団負け越しは回避も勝率5割は広島のみ…5球団が負け越し パが1~6位独占

 殊勲の中村奨(中央)はナインとタッチをかわす(撮影・坂部計介)
 4回、先制点に盛り上がるソフトバンクナイン(撮影・山口登)
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 「広島5-2楽天」(22日、マツダスタジアム)

 広島が逆転勝ちで、4カードぶりの勝ち越し。交流戦最終戦を白星で飾り、交流戦を9勝9敗の勝率5割で終えた。

 セ・リーグ6球団は交流戦で苦しみ、可能性があった全球団負け越しは回避したものの、広島が唯一の五割。他の5球団は負け越した。阪神は途中7連敗がありながら、この日の最終戦まで8勝9敗と五割の可能性があったが、ソフトバンクに敗れ8勝10敗で終わった。巨人は24日にロッテ戦を残すが6勝10敗で負け越しが確定している。

 セ最下位のヤクルトは交流戦も最下位に沈み、5勝12敗1分けで終えた。中日は8勝10敗で終えた。DeNAは7勝11敗だった。

 パはロッテがDeNAを下し、1試合を残し9勝8敗で5割以上が確定。最終戦で敗れれば、広島と並ぶ可能性があるが、1~6位の独占が確定した。

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