巨人“ますだおかだ”若手コンビの逆転劇 岡田同点2点打→増田陸が代打でV3ラン 阿部監督「興奮した」

 7回、同点二塁打を放ち、ガッツポーズする岡田(撮影・西岡正)
 7回、勝ち越し3ランを放ち、ナインに祝福される増田陸(中央)
2枚

 「巨人5-2西武」(21日、東京ドーム)

 巨人は若い力が劇的な逆転劇を引き寄せた。2点を追う七回だ。まずは1死一、二塁の場面で、この日1軍昇格即スタメン起用の25歳・岡田。「次につなごうと思った」と2番手・甲斐野の初球を捉え、左中間を深々と破る2点適時二塁打を放ち同点に追い付いた。

 さらに球場のボルテージが上がる。2死一、三塁でベンチスタートとなった24歳・増田陸が代打で登場。「代打を言われた時はすごく興奮して、決めてやろうと打席に入った」と、甘いフォークを見逃さず、決勝の5号3ランを左翼席へたたき込んだ。

 先発・与座への対策で、投手を含めて左打者8人が並ぶ打線を組むも六回まで2安打に抑えられる苦しい展開。だが、相手の継投のタイミングで、期待の若手が試合の流れを一気に変えた。

 阿部監督もヤングGの躍動に「本当に素晴らしい攻撃。僕も興奮した」と称賛。勝負強さの要因は「熱い気持ちと日々の練習」という増田陸も「若い選手が活躍したら、チームに勢いも付くと思う」と話す。連勝で1週間ぶりの貯金1。若手の成長が、浮上の足掛かりとなる1勝をもたらした。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス