楽天が引き分け挟んで6連勝! 岸が圧巻7回無失点で4勝目 三塁踏ませず
「ヤクルト1-3楽天」(19日、神宮球場)
楽天が引き分けを挟んで6連勝。ベテラン・岸が三塁を許さない、圧巻の投球を見せた。
先発の岸が快投でヤクルト打線を分断した。ストライク先行で凡打の山を築く、まさに省エネ投球。三回にはわずか5球で三者凡退に仕留めるなど、テンポよく投球を続けていく。神宮での登板は西武時代の16年以来、楽天では初めてのマウンドになったが、思い出を振り返れば、「大学の時、全国1回戦で負けた」と苦笑いを浮かべる。
また狭い球場ならではの攻め方については、「どこも一緒っす。結局、広くても狭くても…そういうの意識しちゃうとほんとに打たれちゃいそうなんで、やめましょう」と報道陣をけん制。この日は低めを丁寧に攻めるなど、3つの併殺打も歓声。三塁さえ踏ませない圧倒的な投球で、7回4安打無失点。今季4勝目を挙げた。
振り返れば連勝街道が始まったのは、12日の中日戦。この試合も岸が先発し、7回3安打無失点でお立ち台に上がると、クールなベテランから「こんなもんじゃないぞ、イーグルス」とチームの思いを代弁していた。
ここからチームは接戦を勝ち抜く強さを発揮し、この日も岸が2週続けて快投でチームをけん引。また打席でも2つの犠打をいずれも1球で決めるなど、投打で6連勝に貢献した。





