ロッテがサヨナラ勝ち 幕切れはまさかの連続暴投 藤原が決勝の生還
「ロッテ5-4ヤクルト」(13日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテがサヨナラ勝ち。九回は藤原の安打、盗塁からチャンスを作ると、1死一、二塁から相手の連続暴投で藤原が生還した。
この日は習志野高吹奏楽部が来場し応援団とともに演奏。右翼スタンドから響く“美爆音”が攻撃を後押しした。
1点を追う四回2死、寺地がカウント2-1から奥川の真ん中低めの132キロスライダーを体勢を崩されながら右手1本で拾うようにとらえ、右越えに運ぶ4号同点ソロとした。
「打ったのはスライダー。ストレートのタイミングで打ちにいって、たまたま引っかかってくれました。同点にすることができてよかったです」とコメントした。
初回には習志野高OBの池田の左前打から好機を作り安田の適時打で先制。直後に追いつかれたが、二回1死満塁から寺地が中前2点適時打を放った。
先発の石川柊は打線の援護を受けながら4回8安打4失点で降板。先制した直後のの二回に4番オスナからの3連打を浴び同点とされると、2点のリードを奪った四回にもオスナからの3連打で2点を失い、さらに伊藤の適時打で一時は勝ち越しを許しこの回限りで降板となった。
「ランナーを出してからが今日は良くなかったです。それに尽きると思います。コントロールが、というよりは球の質が今一つだったと思う。チームが点を取って勢いに乗っていくところで水を差してしまうような流れにしてしまったというところは申し訳ないと思います」とコメントした。





