DeNA・バウアー イライラ交流戦初黒星「そういう日もある」日米最多131球、六回途中4失点KO

 「オリックス4-2DeNA」(12日、京セラドーム大阪)

 イラ立ちを隠しきれなかった。DeNA・バウアーは5回2/3を8安打4失点、5四死球で降板。球数は日米を通じ最多を更新する131球に達し、今季4敗目を喫した。

 「とてもフラストレーションのたまる試合だったかなと思います」。開口一番、右腕は荒ぶる思いを口にした。「強振、強打されたのは三回だけ」。制球に苦しんだうえ、打ち取った当たりが野手の間を抜けるなど、不運も重なった。四回1死には、中川の二盗の判定を巡って不服の表情。三浦監督はリクエストしたがリプレー検証の結果、判定は変わらず、結果的に決勝点につながった。

 交流戦では抜群の相性を誇り、2023年6月3日の西武戦から負けなしの4連勝だったが、その快進撃もストップ。「人間なんでそういう日もあるのかなと思います」と自らに言い聞かせながらも、そのまなざしは険しいままだった。

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