ロッテ・佐藤が28打席ぶり安打、4月8日以来の打点 きっかけは「落合さんのバッティング」吉井監督は「明日もスタメンで」
「ロッテ6-1広島」(10日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが連敗を3で止めた。先発のサモンズは七回までノーヒットノーランに抑える好投。八回途中1安打1失点で2勝目を挙げた。打線も2点リードの六回に安田、佐藤、友杉の3連続適時打で4点を奪い試合を決めた。
7番DHでスタメン出場した佐藤がマルチ安打の活躍。試合前の段階で打率・091だったが、五回に右前打を放ち、これが28打席ぶりの安打。六回には右翼線適時二塁打を放ち、4月8日の西武戦(ベルーナ)以来の打点を挙げた。
「今日は打てると思って。練習からすごい良かったんで、それ信じて打席迎えて、実際にヒット打ててほんとに良かったです。ほっとします」とお立ち台で笑顔を見せた。
きっかけは大先輩の打撃だった。「昨日の休みの日にyoutubeを漁って、どうやったら打てるかなと思って、先輩である落合さんのバッティングを参考に。似てないんですけど、全然。シンプルに打席へ向かおうと思って、それがいい結果になって、すごいよかったなって思います」と明かした。
吉井監督は「ようやくヒットが出て、これ今日だけじゃだめなので、明日もスタメンでいこうと思っているので、打ってほしいです」と話し、「去年、佐藤がたくさん打って点が入ってたんで、やっぱり佐藤が出て引っ張っていってくれないと困る」と期待を寄せた。