山本浩二氏「憧れの人でした」 栗山氏「節目で話を聞かせてもらった」 長嶋茂雄さん宅を弔問
元広島で2013年のWBCでは侍ジャパン監督を務めた山本浩二氏(78)、前侍ジャパン監督の日本ハム・栗山英樹CBO(64)らが6日、肺炎のため3日に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんの都内の自宅を弔問した。
山本氏は広島での現役時代にライバル球団の主力同士で、さらに広島監督時代も長嶋監督率いる巨人と対戦。「若いときから敵チームでありながら、すごくかわいがってもらった。憧れの人でした」と語り、「すごく穏やかに眠られていた。最後に会えて良かった」と言葉を絞り出していた。
この日朝に米国から帰国した栗山監督は「ことあるごとに、(大谷の)二刀流の監督になったとき、節目でここに来させてもらい話を聞かせてもらった」と思い出を振り返り「一言、直接お礼が言いたかった」とした。
連日気温が30度近い暑さの中、自宅前に集まった報道陣へ、長嶋家から食べやすいサイズにカットされたスイカが差し入れられる一幕もあった。
また、巨人は東京ドームに追悼記帳所を設置すると発表。期間は7~22日の公式戦開催日で、場所は東京ドームの22ゲート前広場となる。





