オリックス エスピノーザが333日ぶり白星 球団助っ人ワースト記録に終止符 六回途中3失点と粘りの投球

 「オリックス4-3広島」(5日、京セラドーム大阪)

 オリックスが逆転勝利で連勝。先発・エスピノーザが5回2/3を8安打3失点で2024年7月7日・日本ハム戦以来、333日ぶり白星をつかんだ。

 走者を背負いながら粘り強く投げた。エスピノーザは2点リードの二回に同点とされて試合を振り出しに戻された。

 さらに同点の四回。1死からモンテロが放った平凡なゴロを遊撃・野口がファンブル。続く秋山の投ゴロでは、併殺を狙いに二塁ベースカバーに入った野口が一塁悪送球。さらに佐々木の平凡な三塁へのゴロを広岡が一塁悪送球するなどして2死二、三塁とすると、矢野に一時勝ち越しタイムリーを許した。味方打線が逆転に成功した直後の六回2死一、三塁で交代。2番手・山田が矢野を二ゴロに抑えてリードを守った。

 エスピノーザは昨年7月15日の西武戦から前回登板の5月28日・ロッテ戦まで球団外国人ワーストタイの8連敗だった。

 一方、打線は初回2死満塁から今季初スタメンの杉沢が先制の2点二塁打でプロ初打点。1点を追う五回には西川の中犠飛で同点。さらに頓宮の中堅への適時二塁打で勝ち越しに成功した。

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