「日本ハム５－４阪神」（４日、エスコンフィールド）

　日本ハム・万波がリーグトップに並ぶ１１号ソロを放った。二回先頭で阪神・門別の内寄り１４２キロを中越えに運んだ。

　「センター方向はいい打球が飛んでもなかなかホームランになってなかった。今日はしっかりホームランになったので、今まで以上につかまった当たりが出て来たかな」と手応え。「今日は試合前から懐が少し深くなったような感覚があった。呼び込めてかつしっかり後ろから右足と右半身を使って押し込めたのが、最後ひと伸びして（フェンスを）越えてくれたのかな」とうなずいた。

　１１本塁打、２８打点は同僚のレイエスと並んでリーグ２冠。「すごくいいことかなと思いますし、違うリーグのチームと試合をするようになって、阪神とやっていろんな部門でトップに走っているがそろっているので、また新しく違う刺激を受けながら、特にこの２試合はやれている」と交流戦の効果にも言及。阪神・佐藤輝の２本塁打も目の当たりにし「こんな泳いだ感じでここまで飛ぶんだというのは、本当に正直驚きました。少しでも数字で近づいていけるように頑張りたいなという気持ちにはなりました」と意気込みを新たにしていた。