長嶋茂雄さん死去 アテネ五輪のエース・松坂大輔氏が弔問「すごく優しい顔をされていました」「僕も、僕の妻も常に気にかけてもらっていた。感謝でいっぱい」

 国民的スーパースターで3日に肺炎のため89歳で亡くなった元巨人の長嶋茂雄さんの自宅を、元西武の松坂大輔氏(44)が弔問に訪れた。

 松坂氏は長嶋さんが指揮を執る予定だった04年アテネ五輪代表でエースとして奮闘。03年11月の五輪予選では長嶋さんのもとでプレーした。

 1時間半滞在し「今日まで何となく実感がわかなかったんですけど、実際に長嶋さんの顔をみて、のみ込めた。すごく優しい顔をされていましたね。思い出話を2人の中でさせてもらった。僕もそうですし、僕の妻(元日本テレビアナウンサーの柴田倫世さん)も生前お世話になりましたし、常に気にかけてもらっていた。感謝の気持ちでいっぱいです」と、言葉を紡いだ。

 1番の思い出を問われると「『野球の伝道師たれ』っていう言葉を、常に声をかけていただいていた。その言葉を胸に戦っていましたし、アテネの本戦でもその言葉っていうのは力になってくれたと思います」と振り返り、「(アテネで)チームの一員として長嶋監督のもとでプレーできたのは一生の宝物。これからも『野球の伝道師たれ』という言葉を忘れずに僕なりに球界に貢献していきたい」と、うなずいた。

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