張本勲氏 長嶋さんの死去に沈痛「自分の体の一部を取られたような思いだ」「本当に純粋な野球人だった」

 プロ野球の国民的スーパースターで、元巨人・長嶋茂雄さんが3日、肺炎のため亡くなった。89歳だった。

 巨人OBで戦友、張本勲氏の追悼コメントは以下。

 「自分の体の一部を取られたような思いだ。本当に残念でならない。お互いの家が歩いて5分ほどと近く、多摩川の河川敷を朝、一緒によく散歩した。75年オフに日本ハムから巨人にトレード移籍する時に「俺の代わりに、やってくれ」と言われたのが今でも忘れられない。この世界は癖の強い人も多いが、長嶋さんは本当に純粋な野球人だった。芯は強いが優しく、柔らかく、人の悪口を絶対に言わない人。プロ野球の象徴だし、ミスターのおかげで繁栄して国民的スポーツになったと思う」

 張本氏は75年オフ、当時監督を務めていた長嶋氏の希望でトレードにより巨人へ移籍。76年は自己最多のシーズン182安打をマークするなど、王貞治氏とのOH砲で活躍した。

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