DeNA13残塁の大拙攻で3戦連続零敗 33イニング連続無得点 三浦監督「言い過ぎても良くないかなと」
「阪神1-0DeNA」(28日、甲子園球場)
DeNAは11安打を放ちながら、13残塁の拙攻。悪夢の3試合連続完封負けを喫し、33イニング連続無得点とその数字は深刻だ。
先頭打者を6度も出し、三塁まで走者を進めたのが4度。それでもあと1本が出なかった。頼れるはずの主砲のブレーキが痛かった。三回1死二、三塁の先制の絶好機で、4番・オースティンは浅い右飛。犠飛にもならずチャンスはしぼんだ。五回1死一、二塁では門別の変化球に空振り三振を喫し、流れを手放した。
三浦大輔監督(51)は「あれだけランナーを出しながら、形はつくれているけど、もう1本っていうところがね」と渋い表情。「こちらもアプローチをかけながら、アナリストとかコーチもやってくれている。あまり言い過ぎても良くないかなと思います。現状、そこを突破できない」とため息交じりに話した。表情こそ平静を保っていたが、バスに向かう足取りは、一様に重たかった。





