元広島の達川光男氏が２８日、フジテレビ「ぽかぽか」に出演。現役時代から解説裏話までぶっちゃけトークを展開した。

　広島球団について「野球が好きだったから、ゼニ金関係ないです」と語った。

　他球団に行きたいと思ったことはないかと質問されると「時々ありました」と笑わせ「調子がいいのに試合出してもらえない時とか。あそこ（他球団）のキャッチャーなら出れるでと思いながら」と明かした。

　「今だから言うんですがね、読売ジャイアンツに誘われたことありますよ」と明かし、スタジオに「ええーっ！？」と驚きの声があがった。

　なぜ行かなかった？と聞かれると「カープが好きだから」とドヤ顔をはさんでから、現役引退を決めた直後のことだったと明かし、先方球団から電話がかかってきて「達川くん、まだ体動くかね」と聞かれ「大丈夫、動きますよ」と返し、「いくらもらってんだ？」と聞かれ、年俸額を伝えたという。

　「そんなもんか、じゃあもう少し出すから」と言われたそうだが、「いつの間にか御破算になってました」と明かした。

　さらに、トレード話も「２回ありましたよ」と明かし、球団フロントから「荷物まとめとけ」と言われ、相手が「西武ライオンズ」と聞かされ「うわー遠いな、所沢」と思ったことがあったという。また日本ハム・大沢啓二監督と広島・古葉竹識監督の間でトレード話があり達川氏の名前が挙がったこともあったが、交換要員の折り合いがつかずに別選手がトレードで移籍したとも明かした。