西武・今井 自己最速160キロ 8回1失点で防御率悪化も0・65 9戦連続HQS、今季9戦でわずか5失点

 「ロッテ1-6西武」(24日、ZOZOマリンスタジアム)

 異次元のハイパフォーマンスを披露し続ける西武・今井が、この日も快投だ。自己最速の160キロをマークするなど、9試合連続のハイクオリティースタート(7回以上を投げ自責点2以下)をマークして5勝目。それでも調子は良くなかったといい「万全じゃないときにどれだけのパフォーマンスができるかが大事」と振り返るところが、何とも頼もしい。

 いきなりギアを上げたのは、3点の援護を受けて迎えた初回だ。「点を取ってもらった後だったので、ゼロでベンチに戻ることを考えて投げました」。1死一、三塁のピンチで、まずは安田を空振り三振。続くソトには初球の160キロで空を切らせると、最後はフォークで空振り三振に仕留めた。ゾゾでの登板は2023年7月以来で、勝利は20年7月以来のこと。「久しぶりだなと思っていましたし、楽しかったです」と笑顔を見せた。

 四回に喫した唯一の失点が今季9試合目にして5失点目。ここまでの4失点はソロ弾2本と内野ゴロ、犠飛によるもので、適時打による失点は初めて。この日は8回1失点ながら試合前の防御率0・59から“悪化”して0・65となるほど、圧倒的な投球を続けている。

 チームとしては昨年、ロッテに対して4勝21敗と大きく負け越した。「去年の分までやり返してやろうという気持ちだと思うんで、まだまだ勝てるようにがんばります」と力強かった。

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