日本ハム・新庄監督「先制点は2点取って、よしと思ったけど」 逆転負け5月初連敗も「決まり事を決めてやっているので」

 「日本ハム2-5ソフトバンク」(20日、エスコンフィールド)

 日本ハムは逆転負けで5月初の連敗。ただ、新庄剛志監督に暗さはなかった。「先制点は(伏見の適時打で)2点取って、よしと思ったけど。モイネロくんからそこまで連打は難しいからね」。淡々と敗戦を受け止めた。

 積極的に仕掛け続けた。初回は万波、七回は五十幡が二死から二盗を試みるも決まらず。六回は無死一塁から石井のバスターエンドランが二塁前のゴロとなって守備妨害をとられた。八回は矢沢がけん制死。それでも、指揮官は「決まり事を決めてやっているので」と責めなかった。

 試合前には交流戦を見据えた投手陣のフリー打撃で、打撃に定評のある山崎が5連発を含む13本の柵越え。新庄監督は「今、チームでナンバーワンのバッティング。交流戦に向けてしっかり準備をしているので。そら使いたくなるわ」と笑った。1敗に一喜一憂せず、どっしりと戦っていく。

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