首位打者のオリ太田が押し出し死球 西武のリクエスト覆らず 岸田監督「当たってますから」

 9回、押し出しの死球を受ける太田
 9回、押し出し死球を受けた太田(撮影・園田高夫)
 9回、太田が勝ち越しとなる押し出し死球を受ける
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 「西武1-3オリックス」(18日、ベルーナドーム)

 オリックスが押し出し死球で勝ち越した。九回1死満塁で首位打者の太田がウィンゲンターから右手付近に死球を受けた。

 その瞬間、太田は「痛っ」と声を出し、苦悶の表情を浮かべた。西武ベンチはリプレー検証をリクエスト。判定は覆らなかった。

 試合後の岸田監督は「当たってますから」と語気を強めた。

 前日はマチャドの西川への投球が死球と判定された。グリップエンドに当たったようにも見えたため、岸田監督はリクエストをしたが判定は変わらず。「しょうがないですから」と話していた。

 貴重な勝ち越しとなったが、太田は試合後にチーム本体とは別に、タクシーで所沢市内の病院へ。状態について「まだ分からないです」と言葉少なに話した。

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