苦節10年目でプロ初本塁打の楽天・堀内「家宝にするのもあり」HRボールは手元に戻ってきたが…

 「ソフトバンク1-5楽天」(16日、みずほペイペイドーム)

 楽天の堀内謙伍捕手が六回、プロ10年目で初本塁打を放った。

 3点リードで迎えた六回だ。2死一塁で打席に向かうと、初球のカットボールを振り抜いた。打球は勢いを落とさないまま、右翼ホームランテラス席に着弾。プロ初本塁打に笑顔でダイヤモンドを一周し、ヒーローインタビューでは「最高です」と喜んだ。

 記念のホームランボールは手元に戻ってきたといい、ヒーローインタビューでは「両親だったり、家宝にするのもありかなと思っています」と話していた堀内。だが、状況は一変。荷物をまとめ、報道陣に対応した際には「ボールどこやったっけ、どっか行きました」と行方不明に。見つけた後の送り先についても「悩んでいます」と話した。

 また三木監督は「今年は守備の方もそうだけど打つ方ですごいチームに貢献している」と目尻を下げ、「すごいキャッチャーぽかったね。1発でぱっと仕留めたというか、狙い撃ちみたいな感じで」と振り返った。

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